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インラインリンク著作権侵害幇助判例確定・データベース公開!2018年07月14日 08時22分22秒

ペンギンパレード・ペア写真/転載厳禁・プロ写真家なわたよりのぶ
 私が撮影し著作権を有する掲載写真「ペンギンパレード・ペア」を盗用し、アフィリエイト広告収益目的の「まとめサイト(通称・キュレーションサイト)」にて無断使用している(42件+追加4件=計46件)ドメイン利用の匿名サイトのプロバイダ8社に対して、発信者情報開示及び公衆送信差止め(削除)を求め一斉提訴した裁判「平成28年(ワ)第2097号発信者情報開示等請求事件」は、平成30(2018)年6月22日当ブログ記事、の通り各侵害サイトプロバイダへの開示認容判決が下されました。

 2018年7月12日、分離した5件の判例其々について、法律関係の判例データベース『D1-Law 第一法規』へ登載されました。司法関係者は勿論、一般の方でも、契約している公立図書館端末などから、事件番号検索やキーワード検索にてヒットすると存じます。

 プロバイダ8社・まとめサイト46件の中で、違法複製物へのインラインリンクによる掲載のみ(新たな複製蔵置なし)は、唯一侵害サイトC2にのみで、当該プロバイダ「さくらインターネット」への開示認容判決が確定し、開示された発信者情報を元に、当該発信者(法人)へ連絡して侵害事案の確認(インラインリンク掲載及び削除)と共に、内容証明郵便物による損害賠償請求を行い、支払い期限内の請求満額(約27万円)支払いを受け、示談成立となりました。
 よって、違法複製物を用いたインラインリンクが著作権侵害幇助に該当するとした判決確定及び損害賠償請求・示談となりましたで、皆様にお知らせいたします。

 他の「まとめサイト」は、インラインリンクによる掲載があるものの、当該侵害サイトでの新たな改変写真複製物蔵置(公衆送信可能化)と、侵害記事への改変写真複製物掲載(自動公衆送信)が、其々為されているため、通常の公衆送信権侵害事案となり、不法行為責任を否定することは出来ません。

インラインリンクによる権利侵害認定判決の影響!2018年06月22日 16時24分24秒

ペンギンパレード・ペア写真/転載厳禁・プロ写真家なわたよりのぶ
 私が撮影し著作権を有する掲載写真「ペンギンパレード・ペア」を盗用し、アフィリエイト広告収益目的の「まとめサイト(通称・キュレーションサイト)」にて無断使用している(42件+追加4件=計46件)ドメイン利用の匿名サイトのプロバイダ8社に対して、発信者情報開示及び公衆送信差止め(削除)を求め、一斉提訴した裁判は、これまでに殆どのサイトにて複製写真の削除やサイト閉鎖措置が講じられ、プロバイダ毎に分離した裁判は、以下の通り判決されました。
◎ 平成29年6月14日判決 2017年6月15日当記事(ネットオウル,エックスサーバー)
◎ 平成30年4月27日判決 2018年5月14日当記事(LINE関係)
◎ 平成30年5月18日判決 2018年5月23日当記事(Rebyc)
◎ 平成30年6月1日判決 2018年6月7日当記事(さくらインターネット)
◎ 平成30年6月15日判決 2018年6月16日当記事(GMO関係)
 ①違法複製蔵置画像のインラインリンク掲載を著作権侵害幇助と認定し、更に、②ドメイン・ネームサーバー管理者へ対しても通信を媒介する通信事業者と認定された、最新の発信者情報開示認容判決(ITに詳しい裁判官を含む合議係による判断)が下されました。

 尚、インラインリンクの一種である、ツイッター・リツイート事件についての平成30年4月25日判決は、多方面に影響があるため、当ブログ2018年5月22日記事解説とは別に、骨董通り法律事務所の岡本健太郎弁護士による法律解説記事【ITmedia NEWS > 「RTによる画像トリミングで著作人格権侵害」知財...】など、司法関係者による説明もなされています。

「まとめサイト」でのインラインリンクに著作権侵害幇助の判決!2018年05月23日 07時18分21秒

ペンギンパレード・ペア写真/転載厳禁・プロ写真家なわたよりのぶ
 私が撮影し著作権を有する掲載写真「ペンギンパレード・ペア」を盗用し、アフィリエイト広告収益目的の「まとめサイト(通称・キュレーションサイト)」にて無断使用している(42件+追加4件=計46件)ドメイン利用の匿名サイトのプロバイダ8社に対して、発信者情報開示及び公衆送信差止め(削除)を求め、一斉提訴した裁判は、これまでに殆どのサイトにて複製写真の削除やサイト閉鎖措置が講じられ、2017年6月15日当ブログ記事及び、2018年5月14日当ブログ記事に引き続き、分離していたプロバイダ・レビック株式会社に対する発信者情報開示認容判決が、札幌地方裁判所民事第5部合議係にて平成30年5月18日に下されました。


        (以下、判決文抜粋)
平成28年(ワ)第2097号発信者情報開示等請求事件
     判      決
原 告  縄 田  賴 信
被 告  Rebyc株式会社

     主      文
1 被告は,原告に対し,別紙発信者情報目録記載の発信者情報を開示せよ。
2 訴訟費用は被告の負担とする。

第3 当裁判所の判断
(2) 侵害サイトH1③について
 イ 他方で,前記前提事実(2)及び弁論の全趣旨によれば,発信者A は,本件写真の著作権者たる原告の許諾なく,本件写真を画像A として複製し,これらの画像をインターネット上にアップロードすることで,不特定多数の者が閲覧できる状態に置いたことが認められるから,発信者A には,本件写真の複製権侵害及び公衆送信権侵害が明らかに認められるというべきである。
 そして,発信者H1③は,画像A のURL にインラインリンクを設定し,閲覧者の何らの作為を要することなく,自身のブログ記事に画像A が表示されるように設定することによって,侵害サイトA を閲覧した者だけでなく,侵害サイトH を閲覧した者も画像A を閲覧することができるような状態を作り上げ,不特定多数の者が画像A にアクセスしてこれを閲覧することを容易にしたものと評価することができる。そうとすれば,発信者H1③は,少なくとも発信者A による公衆送信権侵害を幇助しているといえ,発信者A とともに本件写真に関する原告の著作権を侵害していることは明らかであるというべきである。

 ウ 以上によれば,侵害サイトH1 ③についても,発信者H1 ③によって原告の本件写真に係る著作権(公衆送信権)が侵害されていることは明らかであるというべきである。

(3) なお,被告は,本件各発信者がプロパイダ責任制限法2 条4 号の定める「発信者」に該当しないと主張する。
 しかし,発信者H1 ①及び発信者H1②は,原告の本件写真に係る著作権を侵害するものである画像A を自ら侵害サイトH1 上にアップロードしたものであることは前記(1) のとおりであって,特定通信役務提供者の用いる特定電気通信設備の記録媒体に侵害情報を記録した者といえるから,侵害情報の「発信者」に該当する。
 また,画像A のURL へのインラインリンクを設定することも,原告の本件写真に係る著作権侵害の幇助に当たることは前記(2) のとおりであって,プロパイダ責任制限法3 条2 項2 号に規定する侵害情報に該当するというべきである。そして,発信者H1 ③は,画像A のURL へのインラインリンクを含む記事(侵害サイトH1 ③)をアップロードし,これを被告が管理するサーバーに記録したものといえるから(前記第3 ・2(2) ア(ア)) ,特定通信役務提供者の用いる特定電気通信設備の記録媒体に上記幇助に係る侵害情報を記録した者といえ,侵害情報の「発信者」に該当する者というべきである。

第4 結論
  以上によれば,原告の請求は理由があるからこれを認容すべきである。   よって,主文のとおり判決する。
札幌地方裁判所民事第5 部
裁判長裁判官 岡 山  忠 弘
   裁判官 牧 野  一 成
裁判官吉田豊は,差し支えのため署名押印することができない。
        (ーここまで判決ー)


 ライブドアブログ・サーバ内(侵害サイトA)に違法複製蔵置された画像を、まとめサイトの自動プログラムにより取り込み、侵害サイトH1②(150×150ピクセル)に改変して、侵害サイトH1サーバー内に複製蔵置(公衆送信可能化)し、かつ、侵害サイトH1①に掲載(自動公衆送信)していた、一般の著作権侵害及び著作者人格権侵害事案と共に、侵害サイトAに複製蔵置されていた改変画像ファイルを、インラインリンク(画像直リンク)の手法にて、侵害サイトH1③に掲載した事案について、『少なくとも発信者A による公衆送信権侵害を幇助していると』共同不法行為責任を肯定した判決となりました。
 即ち、違法サイト画像を用いたインラインリンク掲載は、違法の幇助と判示されましたので、同様の権利侵害者への警鐘となる事でしょう!

アメブロ&ソフトバンクへ対する発信者情報開示2018年02月01日 08時40分11秒

 アメブロにて、私が著作した記事や写真の無断使用が発覚したため、コンテンツ・プロバイダ(サイバーエージェント)へ対して、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下、「プロ責法」という)」4条1項に基づく発信者情報開示請求 兼 著作権法第112条(差止請求)に基づく公衆送信差止(削除)請求を、証拠書類一式添付で実施して、侵害記事の削除及びIPアドレスとタイムスタンプが開示されました。

 開示されたIPアドレス&タイムスタンプ情報を基に、経由プロバイダ(ソフトバンク)へ対して、発信者情報開示請求を任意で実施し、発信者がプロ責法4条2項に基づく意見聴取(意見照会)に対して拒絶回答したため、札幌地裁へ提訴「平成29年(ワ)第1345号発信者情報開示等請求事件」審理を経て、平成30年1月5日札幌地裁判決言い渡しにて開示勝訴・判決命令を得て、ソフトバンクから発信者の住所・氏名が開示特定されました。

 内容証明郵便物にて、発信者へ対する損害賠償(使用料、慰謝料、開示&差止費用、内容証明郵便料)総額約50万円を請求し、支払期限前に発信者が請求全額の支払いに応じたため、示談成立となりました。

 写真や記事の無断転載は、著作権法違反となりますので、例え匿名のサイトであっても、法的措置を講じれば発信者が特定され、訴訟費用等も加算されての損害賠償が請求されます。
 皆様も、無断使用に関しては、くれぐれもご注意を!
 詳細は、「著作権について【宝泉堂・縄田頼信写真家事務所】侵害違反事例解説」をご覧ください。

「まとめサイト」での写真無断使用・発信者情報開示命令判決!2017年06月15日 06時41分11秒

ペンギンパレード・ペア写真/転載厳禁・プロ写真家なわたよりのぶ
 私が撮影し著作権を有する掲載写真「ペンギンパレード・ペア」を盗用し、アフィリエイト広告収益目的の「まとめサイト(通称・キュレーションサイト)」にて無断使用している(42件+追加4件=計46件)ドメイン利用の匿名サイトのプロバイダ8社に対して、発信者情報開示及び公衆送信差止め(削除)を求め、一斉提訴した裁判は、これまでに殆どのサイトにて複製写真の削除やサイト閉鎖措置が講じられ、昨日(6月14日13:15)、札幌地裁712号法廷にて、分離した被告プロバイダ2社に対する、発信者情報開示認容判決がなされました。



平成28年(ワ)第2097号 発信者情報開示等請求事件
札幌地方裁判所 民事第5部
原告 縄田 賴信
被告 ネットオウル株式会社
被告 エックスサーバー株式会社

主   文
1 被告ネットオウル株式会社は,原告に対し,別紙発信者情報目録D記載の発信者情報を開示せよ。
2 被告 エックスサーバー株式会社は,原告に対し,別紙発信者情報目録E記載の発信者情報を開示せよ。
3 訴訟費用は被告らの負担とする。

第3 当裁判所の判断
2 ところで,侵害サイトD2,E1及びE8の電気通信に関する特定電気通信役務提供者(プロバイダ責任制限法2条3号)に該当することは当事者間に争いがない。
 しかして,侵害サイトD2,侵害サイトE2及びE8の各ウエブサイト上には,本件写真の複製物(改変されたものを含む。)が掲載されていたことは当事者間に争いがないところ,証拠(甲共12,甲D16から21まで,甲E1から8まで,甲E73から75まで)及び弁論の全趣旨によれば,これらのサイトに係る発信者は,原告がウェブページ上で公開した本件写真に係る複製物をさらに複製したものを被告らが提供するサーバーに記録し,又は原告がウェブページで公開した本件写真の係る複製物が含まれるウエブページにURLをリンクさせることにより,本件写真の複製物を不特定多数の者に送信可能な状態においているものと認めることができる。そして,これらのウエブサイトは,これらのウエブサイトにおけるリンク先のウエブページも含めて,その体裁からすると,原告がウエブページで公開している本件写真を複製することや送信可能な状態に置くことについて許諾を与えたものとは到底認めがたいから,これらのウエブサイトの発信者らによる行為は,原告の本件写真に係る著作権を侵害していることは明らかであるというべきである。
 また,前掲証拠によれば,侵害サイトD2,E1及びE8の本件写真の無断複製物の中には,一部切り取られたり,氏名の表示が看取することが困難となっているものが認められるから,これらのウエブサイトの発信者らによる行為は,原告の著作者人格権を侵害していることは明らかであるというべきである。
 そして,弁論の全趣旨によれば,原告が,侵害サイトD2,E1及びE8に係る発信者に対し,著作権侵害及び著作者人格権侵害を理由とする損害賠償を求めるために,これらのサイトの発信者情報の開示を求める正当な理由があるというべきである。
(-ここまで判決-)


 写真複製物を侵害サイトのサーバに複製・蔵置(アップロード)することは勿論違法ですが、違法に複製・蔵置(アップロード)された写真を、インラインリンクの手法にて、侵害サイトのページに表示する行為も違法である旨、指摘した判決です。

 『電子商取引及び情報財取引等に関する準則(経済産業省)平成28年6月更新』 ⅱ8ページ「II-2 他人のホームページにリンクを張る場合の法律上の問題点」にてインラインリンクとされている例は、違法な複製やアップロード公開を伴わない、オリジナルサイト画像の直接無断使用であるのに対して、本件「まとめサイト」での事件は、侵害サイトA(ライブドアブログ)へ複製蔵置された多数の画像ファイルを、侵害サイトB(2サイト),C(3サイト),D(2サイト),E(9サイト),F(5サイト),G(22サイト),H(1サイト)などにて、侵害サイトAにて違法複製・アップロード公開された画像のインラインリンク取り込みや、更なる複製改変・蔵置が為されていた事例です。ちなみに、侵害サイトAと侵害サイトBは、同一発信者です。
 「GS Media事件欧州司法裁判決(2016年9月8日)の紹介: Digital & Law 研究室」「判決文」と類似する箇所もあります。

 今後、分離した他の被告プロバイダ6社に対しても同様の、違法複製・蔵置された写真を、インラインリンク手法にて侵害サイト内に取り込み表示させた侵害サイトについても、順次、発信者情報開示命令判決となる見込みで、発信者の住所・氏名が判明次第、各発信者宛へ法的措置をビシバシと講じていきます。
 「まとめサイト(キュレーションサイト)」の場合、ドメイン登録や有料サーバ登録が実施されていて、住所、氏名、メールアドレスの3点セットが一発で開示されます。更に、「まとめサイト」での無断使用では、1件平均約30万円以上の損害賠償請求・示談となっていて、この写真の無断使用事件は、一般個人や企業、学生ツイッターサイトなど、既に20件にて示談成立となりました。
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