掲載写真は、札幌市内・事務所の窓越しで撮影した、「吹雪イメージ」写真です。
　先日、北海道各地で吹き荒れた猛吹雪の影響で、９名もの犠牲者が出て、本当に痛ましく、亡くなられた方々の、ご冥福をお祈り致します。
　２００１年２月、知床羅臼にて撮影中、ラジオの天気予報にて、「一日で７０cmを超える降雪が予想される」との危険情報を入手して、道路が閉鎖される前に一先ず標津まで避難したものの、公衆温泉から出てみると、物凄い勢いの降雪で、急遽、イエローページで近くのビジネスホテルを探して、予約、マイカーをその駐車場に入れ避難完了です。宿に入ったとほぼ同時刻、国道も全面通行止めとなり、帰れない人々が続々と宿へ、避難してきました。翌日までに、一晩で７０cmも積もり、１０時過ぎに、開通した国道を走ると、路肩から落ちた車が何台も、雪に埋まっていました。
　ワイパーを最速にして、融雪ヒーターをフルパワーで効かせても、次から次へフロントウインドーガラスの運転席右端へ溜まってゆく雪の多さに、自然の猛威には、かなわないなと、実感させられました。
　故に、今回の猛吹雪も、一歩間違えば、自分も当事者になっていた可能性もあり、普段からマイカーに積んでいる毛布等や、移動時の飲み水、緊急時の簡易トイレセット等、万全の準備を、再確認しています。