掲載写真「硯の部分名称（呼称）と書道の役割り・野面（のめん）硯」を、私のホームページ「硯の部分名称（呼称）と書道の役割り」から盗用して、団体のブログにて、コンテンツ写真としての無断使用を発見しました。誰もが知っている著名な団体の下部組織の公式ブログにて無断使用されており、呆れてしまいました。
　早速、証拠保全した上で、ブログ発信者へ連絡を執り、違法写真ファイルの削除請求及び、複製権（法第２１条）違反、公衆送信権等（法第２３条）違反に伴う、【写真貸し出し料金表】明示の写真利用料金と、氏名表示権（法第１９条）違反及び、出所の明示（法第４８条）違反に伴う慰謝料を合算して、損害賠償請求しました。

　２０１４年１月７日・当ブログ記事にてお知らせした、同一写真を無断使用した類似事件のブログ発信者へ対しては、慰謝料を含む損害賠償金の受領にて、既に示談成立しています。

　写真の無断使用・著作権違反は、民事事件（損害賠償請求・削除請求）に留まらず、刑事事件としても、懲役１０年以下若しくは罰金千万円以下の併科（著作権法第１１９条）及び、法人にも罰金３億円以下（著作権法第１４条）と、窃盗犯罪の１０年以下の懲役または罰金５０万円以下（刑法第２３５条・窃盗罪）に比べて、格段に重い犯罪です。
　度重なる法律改定にて、お金の無いと想定される単純泥棒よりも、桁外れに罰金額が高くなっていますので、皆様、くれぐれも安易な無断使用（盗用）をしない様にご注意を！
　詳細は、「著作権について【宝泉堂・縄田頼信写真家事務所】侵害違反事例解説」をご覧下さい。